もやしの栄養は発芽することで新たに生まれるものも!

もやし

 

比喩で「もやしっ子」など言うときは、あまりいい言われ方をしない「もやし」ですが、実は見た目以上の実力を持っています。

実はもやしの栄養は発芽することで新たに生まれるものもあります。

もやしの栄養についてみていきましょう。

 

 

もやしの栄養

もやしの炒め物

もやしは95%が水分の淡色野菜です。

もやしのカロリー

もやし100gのカロリーは

生の食品 100g中 エネルギー(kcal)
だいずもやし 37
ブラックマッペもやし 15
りょくとうもやし 14

エネルギーは表のようになっています。

野菜は一日に350gを目標にするよう推奨されています。その中で値段も安く、切ったりむいたりの手間がかからないもやしは強い味方です。

もやしを日々の食生活に登場させることで野菜がたっぷり食べられ、ダイエットや生活習慣病の予防にもつながります。

スーパーで一般的に売っているもやしは緑豆もやしです。一袋200gのものが多いようです。

緑豆もやしは安いお店では特売時には一袋20円台から売っているようです。

これなら毎日一袋使っても、家計にも優しいですね。

 

もやしのたんぱく質は

 

生の食品 100g中 たんぱく質(g)
だいずもやし 3.7
ブラックマッペもやし 2.0
りょくとうもやし 1.7

たんぱく質についてはさすがに大豆で作ったもやしは多いですね。

もやしにはこのほかにも

  • 疲労回復に効果のあるビタミンB1
  • 粘膜を庇護するビタミンB2
  • 骨や歯に働くカルシウム
  • 貧血予防の葉酸などを含みます。
  • さらに抗酸化作用のあるビタミンC、スタミナを強化するアスパラギン酸は発芽することで新たに生成された栄養価です。

食物繊維も多く、整腸作用や美肌効果も期待できます。

もやしのもとになる豆は?

もやしは豆を発芽させたものを指しています。高温多湿の暗い部屋で発芽させ、胚軸(はいじく)が十分に伸びたら食用にします。

元となる豆は3種類あります。

 

緑豆(りょくとう)もやしが一般的

緑豆もやし

スーパーなどでもっとも一般的に袋売りされているのが緑豆もやしです。

緑豆は青小豆とも呼ばれています。春雨の原料にもなっている中国原産の豆です。

軸は太めで食べ応えがあります。みずみずしい食感です。

漢方では以下の効力があるといわれています。

  • 熱を取る作用
  • 解毒作用
  • 便秘改善
  • 動脈硬化予防

黒豆もやし(ブラックマッペもやし)

ブラックマッペもやし

黒豆を発芽させたもやしで、別名ブラックマッペとも言います。シャキシャキしています。

日本では古くからしてしまれていたそうです。

正月に煮る黒豆よりも小豆に近い形状です。甘みがあります。

脂質代謝を調整する作用があります。

漢方では以下の効力があるといわれています。

  • 腎臓病に働く
  • 関節痛など湿気による痛みに有効
  • 脾(ひ)臓・胃を温めます

 

大豆もやし

大豆もやし

もとの豆の形が一番残っているのが大豆もやしですね。

日本で昔から使われていた小粒大豆を使ったもやしもありますが、一般には大きな大豆で作る大豆もやしがあります。

大豆もやしは韓国料理の「ナムル」や「チゲ」に欠かせない材料です。

豆の部分がしっかりしているので食べ応えがあります。

また、上の表でもたんぱく質が他のもやしよりもダントツ多くなっています。

大豆もやしには利尿作用があります。

 

 

もやしは一手間かけると高級食材になります

ひげをとったもやし

上の写真はひげと根を取り除いたもやしです。

ある和食のランチでみそ汁が出ましたが、実(み)はもやしでした。もやしは安いものの代表のように思っていたので「もやし?」と声に出したら

ひげと根をとって、一手間かけることで、口触りがよくなり、心を込めた料理になると聞いたことがあります。なるほどなあと思いました。

 

 

【まとめ】もやしは発芽させることでビタミンが増える

水分が多いと言われるもやしですが、「野菜を一日に350g」を目標にする中で、値段も安く手軽に使えるもやしは強い味方です。

発芽させることで豆の状態ではなかったビタミンCが生まれ、急増します。

大豆もやしには大豆に特徴的なたんぱく質もあり、上手に取り入れていきたいですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

〈参考〉

  • 小学館:新版食材図典
  • NHK出版:からだのための食材大全
  • 西東社:薬膳・漢方食材&食べ合わせ手帳
  • 家の光協会:和の薬膳食材手帳

☆管理栄養士 すずまり が書きました。

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管理栄養士のすずまりです。 食べものの文化的な側面など「おとなの食育」の観点から書いています。