隣のおはぎと遠くの夕立来そうで来ない
「おはぎ」と「ぼたもち」はしばしばことわざに登場します。 日本人のユーモアと哀愁が相半ばした「おはぎ」と「ぼたもち」のことわざを紐解いてみました。 甘いものにかつえることがない今の時代には想像力が必要かもし…
「おはぎ」と「ぼたもち」はしばしばことわざに登場します。 日本人のユーモアと哀愁が相半ばした「おはぎ」と「ぼたもち」のことわざを紐解いてみました。 甘いものにかつえることがない今の時代には想像力が必要かもし…
日本では大昔からくじらを食べてきました。 実際私が学童だったころも給食で大きな鯨の切り身が出ていましたし、学校の栄養士として勤めてからも鯨のかりん揚げなどで出していました。 いつの頃からか鯨食に対しての批判…
実りの秋を迎えて新米を味わうとき、日本人としての幸せを感じます。 私たち日本人は弥生時代から、農耕中心の生活をしてきました。田の神を信仰し、農作業の合間合間の節目には、豊作を祈願したり収穫に感謝するさまざま…
「食」だけでなく生活全般にわたって洋風化している現代にあっても、日本人の心のよりどころは「実りの秋を迎える」ことではないでしょうか。 新米を得るまでの農耕儀礼 稲を始め五穀の始まりはどのように語りつがれてき…
秋のお彼岸の頃には空気が軽くなり爽やかになります。「お彼岸の中日」といわれる「春分の日」・「秋分の日」は太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さが同じになる区切りの日です。この日はお墓参りをしてご先祖に思…
9月9日は五節句の最後、重陽(ちょうよう)の節句です。別名「菊の節句」で親しまれています。 この重陽の節句は今ではほとんど忘れられていますが、学校給食の献立では9月の行事食として健在です。 重陽の節句と菊花…
お月見と言えばお団子です。 立ち並ぶマンションや軒を連ねる都会では空が狭いのでなかなか家から月夜を眺めることがかないませんが、収穫したものを供え、関東ではススキをかざって月を愛でる静かな風習があります。収穫…
急に夏日になったような日は「そろそろ麦茶を作って冷やしておこうか」と思います。 6月1日は「麦茶の日」。麦茶の材料や大事な穀物を煮出して飲むことになった背景、麦茶の効果を考えてみましょう。 &…
大きめの皿に盛られたご飯にハッシュドビーフをかけた「ハヤシライス」はおいしくて食べやすく、カレーと並んで大衆受けする料理のひとつです。 この「ハヤシライス」、洋食でカタカナの名前なのに「ハヤシ」とは日本の名…
ひなまつりは もともとは 農村で 始まった 行事です。 3月に なって 田んぼの 仕事が 始まる前に 紙で 作った 「人形(ひとがた)」で からだを なでて 穢れ(けがれ)を 移して 川に 流しました。 身…
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